Munch家庭のキッチン管理

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「食べるつもりだった」食品を、なぜ結局捨ててしまうのか

存在を忘れていた食品と、「食べるつもりだったのに」結局捨ててしまう食品は、最後はどちらもゴミ箱行きになりますが、実はまったく別の問題です。忘れていたものは、本当に視界から消えていました。存在すら知らなかった。今回はそれとは違って、むしろ厄介です。何なのかもはっきり覚えているし、どう使うつもりだったかも覚えている。あのサーモンの切り身を買ったときは、具体的な夕食のイメージがちゃんとありました。「つもり」は本物だったのです。それが、買ってから捨てるまでのどこかで、静かに効力を失っていく。なぜそうなるのかを見ておく価値はあります。「今度こそ覚えておこう」は、これまで一度もこの問題を解決したことがないからです。

「つもり」は本物だった。ただ、長持ちする作りではなかった

お店で、あるいは「今週どこかで作ろう」と決めたその瞬間、その気持ちは本物です。自分に嘘をついているわけではありません。問題は、そういう「つもり」は一度きり、その一瞬にしか生まれないのに、実際に食べるところまでいくには、その計画が毎晩ゼロから、その日いちばん楽な選択肢と競争して勝たなければならないということです。八分で茹で終わるパスタを食べるかどうかは、誰も毎晩あらためて決め直しません。それはデフォルトで勝ちます。サーモンのほうは、思い出され、あえて選ばれ、そのデフォルトに打ち勝つ必要があります。しかも、たいてい疲れていて何かを決めたい気分ではない夜に。サーモンをやめると判断したわけではありません。そもそも、その夜「本当に選んでいる候補」の中にサーモンが入っていなかった、というだけのことです。

よくある三つのパターン

1. 「体にいいから」買ったもの

「こっちのほうがいい」と思って、あえて買ったもの——葉物野菜、いつものひき肉の代わりの魚、ちょっとやる気が出た日に手に取った健康そうな一袋。習慣ではなく意気込みで買ったからこそ、パスタのように体が勝手に思い出してくれる仕組みがありません。もともと使うリズムが決まっていないもので、それこそが最初に意気込みが必要だった理由であり、週の後半に普通の忙しさが戻ってきたとき、真っ先に後回しにされる理由でもあります。

2. 日にちが決まっていない献立

ある料理のために材料をひと通り買いそろえて、「今週のどこかで」作るつもりだった。計画のように聞こえますが、計画を計画たらしめる一点——「いつ」——が抜けています。日にちが決まっていなければ、それは週のすべての夜と静かに競争することになり、たいていはいちばん疲れていた夜、いちばん遅くなった夜、あるいはもっと楽な選択肢がすでに控えていた夜に負けます。日にちのない計画は、レシートが付いた願望にすぎません。

3. 半分使って、残りは「あとで」

ある料理を半分だけ作り、残りは容器に入れて「あとで」に回す。その「あとで」に具体的な日は当てられず、ただ一日ずつ先送りされ、気づけば冷蔵庫の中でしばらく前からあるほかのものたちと一緒に、背景に溶け込んでいます。取っておいたその日、「ちゃんと食べきろう」という気持ちは間違いなく本物でした。ただ、二度目の約束をもらえなかっただけです。

あとで気づいても、なぜ意味がないのか

「これ、食べるつもりだったのに」と実際に気づく瞬間は、たいてい何も学べない瞬間です。冷蔵庫を片付けていて、傷んでしまったそれを手に持っているとき。感情としては強く残りますが、何かを変える力はありません。本当に重要だった判断は、数日前の夕食どきに、もう終わっているからです。証拠を手に「覚えておくべきだった」と反省しても、来週火曜の午後6時に何が起きるかは変わりません。同じ魚が同じ引き出しにあり、同じように疲れた頭が、またパスタとのあいだで選び直すことになります。

「つもり」を使い切るまで持たせるには

必要なのは、記憶力を鍛えることでも、ゴミ箱を前に反省することでもありません。その「つもり」を、本当に競争が必要になる一瞬——買い物のときでも片付けのときでもなく、夕食を決めるその瞬間——にもう一度呼び戻すことです。

  • 「今週」ではなく、具体的な日にちを当てる。「木曜」は「今週のどこか」に必ず勝ちます。「今週のどこか」は、手遅れになるまで何とも競争しなくていいからです。
  • 「しまう場所」ではなく「決める場所」に置く。棚の奥に隠れた魚は、まさに冷蔵庫の前で夕食を考えているその瞬間に見えません。理屈で整理された場所より、手前・目の高さのほうが役に立ちます。
  • 「あとで食べよう」を、いったん保留ではなく、ひとつの決定として扱う。半分残ったものに具体的な日が当てられていないなら、それは事実上もう忘れられています。まだ捨てられていないだけです。
  • いちばん先に使うべきものが、思い出す努力なしに見える状態にする。問題の本質は、その「つもり」が頭の中にしかなく、しかもちょうどその瞬間に思い出せなかったということです。夕食を決める瞬間にそれを目の前に戻してくれるものは、記憶がいつも失敗してきた仕事を代わりにやってくれます。

Munch が埋めようとしているのは、まさにこの隙間です。買い物リストや数日前に立てた固定の献立ではなく、冷蔵庫の中身を「どれだけ早く使う必要があるか」で並べ直すので、作るつもりだった料理が、実際に今夜何を作るか決めるその瞬間にもう一度目の前に出てきます。3日後、棚を片付けるときではなく。

これは自己管理の問題でも、もっと気をつけていればよかったという話でもありません。その「つもり」は、思いついた日には本物でした。ただ、本当に競争しなければならないその一瞬に、もう一度目の前に戻ってくる必要があっただけです。そして、それは起きませんでした。「つもり」というものは、もともと自分ひとりでは、その瞬間に姿を現してくれないからです。